VMware Cloud on AWSについて何か困ったときに確認するサポートフロー

VMware Cloud on AWSについて何か困ったときに確認するサポートフロー

事前に担当者名、メールアドレス、Org ID、SDDC IDを用意してサポートを受けよう
Clock Icon2023.06.13

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こんにちは、AWS事業本部の荒平(@0Air)です。

VMware Cloud on AWSを利用していると、問い合わせの必要な場面が訪れると思います。
ただサービス名の通り、「VMware」や「AWS」が絡んでいるためサポート窓口が分からないことがあるかもしれません。

今日は「どこにどうやって問い合わせるの?」という疑問について解説します。

サポート問い合わせフロー

いきなりですが、サポートへの問い合わせフローを作成しましたので掲載します。
基本的に VMware Cloud on AWSのコンソールからチャットサポートに問い合わせれば問題ありません

VMware Cloud on AWSのチャットサポートでは、必要に応じてSupport Request (SR) 起票を依頼することができ、
チャットレベルで解決できなかった場合はケースがオープンします。
※ Support Request (SR) はVMCコンソールから直接起票することも可能です。

問い合わせ内容の被疑箇所が明らかにAWSのサービスである場合は、契約済みのAWSサポートへ問い合わせしましょう。弊社クラスメソッドメンバーズご加入中のお客様は、メンバーズポータルにて承ります。

VMware Cloud on AWSのサポートに問い合わせた後、AWSサポートへの問い合わせが必要な場合は、それぞれ案内があるかと思いますので、その情報を元にお問合せください。

問い合わせ方法(VMware Cloud)

VMware Cloud on AWSでは、VMware社のカスタマーサクセスチームによるサポートを受けることができます。
公式の問い合わせ手順はこちらをご覧ください。

VMware Cloud on AWS コンソールにて、右上の「?」メニューの「VMware サポートに接続する」からサポート問い合わせが可能です。

補足:2023/11/1より、技術的な問題についてのチャットサポートが無くなる旨通知がありました。Support Request(SR)起票が必要となります。詳しくは、VMware KBを御覧ください。

問い合わせる内容によって、技術的な問題か非技術的な問題を選択します。
それぞれアサインされるVMware サポート担当者が異なります。
※ ここで間違ってしまった場合でも、問い合わせ内容を見て転送して貰えます。

ログやスクリーンショットのアップロードもチャットウインドウ内で可能です!

VMware Cloud on AWSサポートとのチャットが始まると、開始時に必ず要求される情報があります。

* 担当者名:
* メールアドレス:
* Org ID:
* SDDC ID:

この4点は事前に用意しておくと、円滑にサポートが受けられてGoodです。

確認方法

  • Org ID (組織ID)
    モザイクばかりですが、名前をクリックすると表示されます。

  • SDDC ID
    SDDCグループのサマリから確認できます。サポートが必要なSDDCのIDを控えましょう。

おわりに

VMware Cloud on AWSサポートでは、チャット終了時に会話履歴がメールにて送られてきます。
内容はお見せできませんが、PDFファイルにて会話した内容が全て記載されます!便利ですね。

なお、FSx for NetApp ONTAPをご利用の場合でも、VMware Cloud on AWSサポートに問い合わせることができます。(内容にもよりますが)基本的には回答を得ることができるはずです。

このエントリが誰かの助けになれば幸いです。

それでは、AWS事業本部 コンサルティング部の荒平(@0Air)がお送りしました!

参考

VMware Cloud™ on AWS 世界で最もパワフルなクラウド テクノロジーの共演 https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/VMware_booth1.pdf

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